三菱 大型トラック 次期 スーパーグレート 2017年新型にモデルチェンジ

トラック好きには大人気の大型トラック、

三菱ふそうスーパーグレートが2017年5月15日モデルチェンジされました。

トラックのフルモデルチェンジサイクルは以前は10年ほどで実施されていましたが、

昨今はディーゼルエンジンの排ガス規制が厳しくなる一方で、

排ガス浄化装置などの技術開発費にほとんどが使われてしまっています。

エクステリアデザインはマイナーチェンジを繰り返し行うだけで、20年以上フルモデルチェン

ジされないことが多くなっています。

その中で今回希少なスーパーグレートのモデルチェンジが行われるという事で

トラック業界でも注目されています。

そこで今回は三菱ふそう「スーパーグレート」を取り上げて見たいと思います。

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スーパーグレートの特徴は?

現行のキャビン(運転台)が使用されたのは、1996年で、デスチャージヘッドランプを国産車

で初搭載されたと言われています。

キャビン上部に設置されていた速度警告灯も今となっては懐かしい存在ですね。

当時はエンジンバリエーションも豊富にあり、トレーラ―ヘッド用にV型10気筒26,507cc:

520PSという大排気量で強力なエンジンも存在していました。

環境性能の向上によりエンジンバリエーションの変更や排ガス浄化装置の搭載など、

時代のニーズに対応して外見は大きな変更は行われていませんが、技術的にはかなり大掛かり

なモデルチェンジを繰り返しています。

乗用車では最近流行始めたダウンサイジングエンジンですが、トラックでは早くから行われています。

国産大型トラックには希少なカバード一体型ミラー「スーパーミラー」を装備、

ハイマウントキャブの「スーパーキャブ」も設定され、

キャブバリエーションが豊富なのも特徴で、

デザイン性においても魅力ある独特な存在感があります。

2007年には大幅なマイナーチェンジが行われ、エンジンには排ガス浄化装置の尿素SCRシステムを採用し、

エクステリアデザインも現行型と同じバンパーにヘッドライトが装着されたデザインに変更されました。

2010年には提携先のダイムラーグループによる共同開発エンジンを搭載、22.5インチホイールもISO規格の10スタッドボルトに変更されます。

安全支援システムの充実も図られ、運転注意力モニターの「MDASⅢ」、

衝突被害軽減ブレーキの「AMD」、ブレーキオーバーライドシステムなどを標準装備。

長尺のカーゴ系には、高速走行時に疲労軽減効果のあるオートクルーズを標準装備しています。

2014年にはマイナーチェンジされて新たに「V:ブイ」が加わって

「スーパーグレートV」となり、一部トレーラ―ヘッドを除く

カーゴ系にはすべてAMT化され、

2ペダル自動変速の「12段INOMAT-II」とAT化されています。

新型は何処が変わるの?

今回のモデルチェンジでは2017年9月に強化される排ガス規制に適合させる為、新開発さ

れるエンジンや、新型トランスミッションなどの技術開発に主眼がおかれています。

その他では、安全運転支援システムの充実や、車両の運行状況や

故障診断など様々な情報を確認できる通信システムの標準装備化など

最新技術を惜しみなく投入しています。

エクステエリアデザインは大幅なフェイスリフトが行われますが、

キャブは従来型を継続使用する事となっています。

エンジンはどうなるの?

今回のモデルチェンジでエンジンは、 平成28年排ガス規制適合、平成27年重量車燃費基準+5%を達成させた新開発のダウンサイジングエンジンが2種類採用されます。

「6S10型エンジン」

7.7L「6S10」型エンジンは、2ステージターボを採用し、小排気量ながら大型車として十分な高出力、高トルクを実現、しかも大幅に軽量化されています。

「6R20型エンジン」

10.7L「6R20」型エンジンは現行型に搭載されている12.8L「6R10」型よりもダウンサイジングされながらアシンメトリックターボチャージャーの最適化により同等の出力、トルクを発生させています。

パワートレーン全体で燃費性能を5%~15%改善し、
「6R20」型で170㎏「6S10」型では540kgの軽量化され積載重量の確保が可能となっています。

 7.7L 6S10型エンジン

・直列6気筒
バルブ型式 DOHC 24V
定格出力
・260kW (354PS)
・280kW (380PS)
最大トルク 1,400Nm

10.7L6R20型エンジン

・直列6気筒
バルブ型式 DOHC 24V
定格出力
・265kW(360PS)
・290kW(394PS)
最大トルク2,000Nm、

定格出力
・315kW(428PS)
最大トルク2,100Nm、

定格出力
・338kW(460PS)
最大トルク2,200Nm

積載能力や、用途によって、同じエンジンでも、

パワーとトルクの特性が違う仕様が設定されています。

ミッションは?

「12段INOMAT-II」に代わり新開発の 12段機械式AMT「シフトパイロット」を搭載、
それにより全車型2ペダル化、ドライバーの負担を軽減し安全運転にも寄与します。
主な特徴としては、
・ ショック低減によりシフトフィーリングを向上
従来モデルに対してより滑らかなシフトフィーリングを実現
・ クリープ機能を追加
半クラッチ状態をきめ細かく制御することで、トルコンATのようなクリープ機能を実現し、
渋滞時やプラットホーム付け等の微速動作が可能となる
・ EZGOに、ヒルホルダー機能を追加
EZGO(イージーゴー:坂道発進補助装置)に加えて、ブレーキペダル解放後、数秒間制動力を保持するヒルホルダー機能を追加、クリープ機能を使った坂道発進の際に役立つ
・ ロッキングフリーモードを追加
クリープ機能をオフする事でクラッチの断接動作を速め、
泥濘地からの脱出性を高める
シフトレバーはセンターコンソールから姿を消し、
新たにシフト操作はステアリングコラム左側についている、
マルチファンクッションレバーで行う様になります。

安全運転支援システムも充実される

その他では2019年に義務化される衝突被害軽減ブレーキ第2段階規制に適合する「ABA4」「AMB plus」を採用します。

「アクティブ・アテンション・アシスト」では従来のMDAS-Ⅲ(エムダススリー)運転注意力モニターに赤外線カメラシステムを追加、ドライバーモニターカメラが顔の動きを捉え、運転注意力を監視します。

左右のわき見やまぶたの動きを感知して、注意力低下をブザーと画面表示で警告します。

「アクティブ・サイドガード・アシスト(国内初)」は、
左死角に隠れた危険を警告する安全装置です。ドライバーにとって死角となる箇所をレーダーによりモニタリングし注意を促すとともに、左側方向指示器の作動時やステアリング操作時に警報音とランプで警告。

全車速追従式クルーズコントロール、「プロキシミティー・コントロール・アシスト」も搭載され、

・車間距離保持機能
・自動停止、自動発進機能
により一時停止と発進を自動で行うことが可能となっています。

また、オートクルーズ使用時にGPSと3D地図情報によって道路勾配を予測し、
適切な燃料噴射制御とギヤ段選択や積極的なエコロール作動により、
無駄な燃料消費を回避し燃費を向上します。

その他ではトラックの故障を予防する整備サービスに対応したテレマティクスシステムを導入します。

センサーを活用して車両の稼働状況を遠隔で監視、
故障の予兆や異常を検知して専用サーバーに通知します。

故障の可能性が高まれば最寄りの整備工場を案内するほか、
工場では修理部品をあらかじめ準備して整備時間の短縮出など、
総合的なマネージメントが可能になります。

新旧スーパーグレートのフェイスデザインどう変わった?

新型はフロントパネル、バンパーを一新、先代モデルの押し出し感のある、

精悍なフェイスデザインから一変、

柔らか味のある穏やかな印象を与えるフェイスデザインとなっています。

欧州車的な雰囲気もあり、これはこれで、カッコいいと思いますね。

やはりハイキャブの方が、デザインバランスが良くとれていて、スタイリッシュです。

新型では標準キャブでもステップは3段となり乗降性の向上が図られています。

 ハロゲンバルブ

ディスチャージ

Xtraヴィジョン LEDヘッドライト

ヘッドライトはエコライングレード以外は

Xtraヴィジョン LEDヘッドライトをロービームに採用。

ハイビームとターンシグナルランプはハロゲン、

発熱しないLEDで起こる雪や霜などによる

ヘッドライト凍結に対応し、

格納式ヘッドライトウォッシャーを採用しています。

インテリアデザインも見えてきた

インパネデザインはドライバー側にラウンドさせたタイプとなりますが、

機能性を重視し、横一線上にスイッチや計器類が収められていています。

センターコンソールにはサイドブレーキのレバーがある他は、

シフトノブや、敷き詰められていたスイッチ類がなくなり、

蓋つき収納ボックスを多く設置することで、使い勝手にも配慮しています。

スイッチ類が、自然と手が伸びる前方に集められたことにより、

スイッチ確認のための視界移動が少なくなるなど、

操作性の向上が図られています。

メーターセンターにはカラーマルチファンクッションモニターが装備され、ステアリングスイッチで操作することができます。

  • 1:運転疲労を軽減するエアサスシート
  • 2:クッション性の向上で座り心地が快適
  • 3:シート表皮が変更
  • 4:シートヒーター(メーカーオプション設定)

シートデザイン、表皮素材の変更、そして運転席側には

エアサスシートによって上下振動により体への不快な擦れの防止や

体型やリクライニングなどの姿勢変化にも対応できる

ベルトインシートが採用され快適性も追求しています。

そして特徴的な装備の一つとして挙げられるのは、

イモビライザー付きリモコンキーをスロットルに

差し込んでエンジンを始動するプッシュスタート式を採用しています。

グレードは・・・

・Pro Line

● Xtra Vision LEDヘッドライト

● フォグランプ(コーナリングランプ兼用)

● ステップランプ

● スーパーミラー:ヒーター付ミラー
(助手席側は電動格納式)

● Pro Line用シルバーパーツ

● 運転席エアサスシート(ファブリック表皮)

● 助手席跳ね上げ式シート(ファブリック表皮)

● マルチファンクションモニター(4.1インチ)

●ドア灰皿(両側)&シガーライター(照明なし)

● フルオートエアコン

● TCC mid(Blue Tooth®オーディオ)

● マルチファンクションキー

● オーバーヘッドコンソールボックス
(運転席側、ハイルーフはセンター大型タイプ)

● フロント左右2スピーカー
(ハイルーフは4スピーカー、フロント左右2個、リヤ左右2個)

● ルーフグリップ&アシストヘッダーグリップ
(助手席側)

● 電源ソケット×2

● L型バイザー

● ラウンドカーテン

● カーペット

・Premium Line(Pro Lineの装備にプラスの装備)

● スーパーミラー:リモコン&ヒーター付ワイパーミラー
(助手席側は電動格納式)

● オーバーヘッドコンソールボックス
(運転席側&助手席側、ハイルーフはセンター大型タイプ)

● 内装色ブラック

● Premium Line用シルバーパーツ

● カーボンパネル

● レザーステアリングホイール

● マルチファンクションモニター(5インチ)

● インテリアLEDイルミネーションランプ

● プレミアムベッド(厚肉仕様)

● TCC touch(7インチタッチパネルオーディオ)

● シートバック・ポケット

● リヤウインドウコンソール

更にゴージャスにPremium Line専用オプションとして
(Executive package)

● メッキドアハンドル(運転席側)
● メッキインサイドハンドル(両側)
● メッキグリル&メッキバンパー
● メッキロアスポイラー(ロアスポイラーレス車を除く)
● ダークブラウンカーペット
● 木目調パネル&木目調ドア灰皿(両側)
● 4スピーカー(フロント左右2個、リヤ左右2個)
● ベッド部カーテン
● ビルトイン空気清浄器
● 部分モケットドアトリム
● 運転席サイドサポート
● 助手席跳ね上げ式シート(合皮表皮)
● 運転席エアサスシート
(コンビネーションレザー、シートヒーター付)
● サンバイザー
(運転席:バニティミラー付、センター&助手席:バニティミラーレス)
● シェードバンド入りフロントガラス
● 畜冷式リヤクーラー
● エクステリアイルミネーションランプ
● ベッドベンチレーション

この反対にEco Lineという廉価グレードもあります。

ハロゲンヘッドライト

標準タイプミラー

などがレスとなっています。

まとめ

2017年5月15日発売と、国内メーカでは一番後発となっていますが、

人気車だけにモデルチェンジでどのような

仕様で登場するのか注目されています。

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