トヨタのビジネスカーとして世界的な知名度を誇る「200系ハイエース」が2017年12月に
マイナーチェンジが行われる予定となっています。
今回のマイナーチェンジでは、実用性と安全性の向上に主眼を置いた
新機能の追加搭載が予定されています。
マイナーチェンジでエクステリアデザインはどうなる?
今回のマイナーチェンジでエクステリアデザインの変更は行われない予想となっています。
4型でフロントマスクを中心に比較的大きなエクステリアの変更が行われた為、
5型では外見上の変更は行われないようです。
インテリアデザインはシフトパネル周りに細かい変更があるかもしれませんが、
基本的には4型から大きな変更は行われないと思われます。
でっ、どこが変わるの?
今回の変更で一番大きなところの一つとして挙げられるのはエンジンラインナップで、
ディーゼルエンジンの変更搭載が行われます。
4型に搭載されているエンジンは・・・
・2.0L直列4気筒ガソリンエンジン 1TR-FE型
最高出力:136ps/5,600rpm
最大トルク18.6kgm/4,000rpm
トランミッション:6速AT/5MT
・2.7L直列4気筒ガソリンエンジン 2TR-FE型
最高出力:160ps/5,200rpm
最大トルク24.8kg.m/4,000rpm
トランスミッション:6速AT
・3.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン 1KD-FTV
最高出力:144ps/3,400rpm
最大トルク:30.6kg.m/1,200-3,200rpm
トランスミッション:4速AT/5MT
が採用されています。
新型となる5型では、この中でディーゼルエンジンの変更が行われます。
このエンジンは2017年9月にマイナーチェンジされて搭載が始まった
ランドクルーザープラドと同じ次世代クリーンディーゼルエンジンで、
排気量を0.2Lダウンサイズしながら、最高出力と最大トルクを
大幅に向上させています。
・排気量 2.8L直列4気筒ディーゼルターボエンジン1GD-FTV
・最高出力: 177PS/3,400rpm
・最大トルク: 450Nm/1,600-2,400rpm
・トランスミッション:6AT
3.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン 1KD-FTVよりも
最高出力で33PS、最大トルクは150Nmと向上され、
かなりハイパワーとなっていることがわかります。
これなら荷物を満載にしても加速のもたつきも解消、
ドライバーのストレスも軽減されるでしょうね。
トランスミッションは何と6ATとなる見込みとなっていて、きめ細かい
変速制御で燃費性能の向上も期待できます。
もう一つの大きな変更点は・・・
毎日アッチコッチ忙しく走り回って働く車だからこそ是非装備してほしい
機能の筆頭ともいえるのが安全運転支援システムですね。
マイナチェンジされ登場する5型では、トヨタの先進安全運転支援システム
「トヨタセーフティセンスP」が搭載予定となります。
以下プリウスに同様の機能が搭載されておりそれを参照すると・・・
・プリクラッシュセーフティシステム
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
・レーダークルーズ
・先行車発進お知らせ
働く車だからこそこれらの装備は必須で、疲労による居眠り、脇見、散漫運転などによる
悲惨な事故の大幅抑制に期待できます。
車両価格はどうなる?
車両価格はセーフティセンスP搭載で価格上昇は必至とも言え、ガソリンモデル
で10万円ほど、ディーゼルエンジン搭載車では30万円~値上げが
予想されています。
また新しい情報が入りましたら追記していきます。