ホンダのミニバンオデッセイが2017年11月にマイナーチェンジされる予想となっています。
現行モデルになってからはホンダエリシオンの後継モデルとして、従来のコンセプトを大きく変更、大型化されたボディに、両側スライドドアを採用するなど、ホンダ国内ミニバンのフラッグシップとして投入されました。
安全支援システム「ホンダセンシング」と、優れたハイブリットシステム
「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載されるなど、
フラッグシップに相応しい先進機能も数多く採用されていますが、
トヨタの2強、「アルファード」「ヴェルファイア」人気に圧倒され、今一つ影の薄い存在となっています。
目次
マイナーチェンジで何が変わるの?
マイナーチェンジではエクステリアデザインの大幅な変更が行われる予想となっています。
注目される所としてはやはりヘッドライトの意匠変更で、ホンダデザインのトレンドとなっている複眼式LEDヘッドライトが新型オデッセイにも採用されます。
また、ホンダではN-BOXで初となった流れるウィンカー(シーケンシャルターンランプ)
の採用も予想され、大幅なイメージチェンジを図るとされています。
新型では横基調でより一層シャープなフェイスデザインとなるでしょう。
同じ名前ながら北米専用モデルで2018年にモデルチェンジが予定されている
大型ミニバン「オデッセイ」や、
2018年モデルチェンジ予定の北米専用Lクラスミニバン「オデッセイ」
国内仕様では2017年9月下旬にマイナーチェンジされた、ステップワゴンスパーダハイブリットにも採用されているフロントデザインテイストが取り入れられるのではないかとされていました。
新型オデッセイハイブリットエクステリア公開!!
ホンダホームページで新型オデッセイのエクステリアデザインを先行公開しています。
最近、ホンダでは新型車の発売前に特設サイトで先行公開するパターンが
多くなっていますね。
「現行型」
「新型モデル」
「現行型」
「新型モデル」
今回のマイナーチェンジは大掛かりな変更はなく、フロントバンパーデザイン、リアガーニッシュの 意匠変更、新デザインのアルミホイールが採用されています。
この他、ヘッドライト、リアコンビネーションランプの変更はなく、流行りのシーケンシャルターンランプの採用もありません。
インテリアはどうなる?
「現行型のインテリアデザイン」
インテリアデザインは質感の向上が図られ、シート表皮のデザイン変更、
メッキ加飾、ドアパネルなどの色彩変更などが行われています。
ホンダセンシングは性能向上し、追加装備も
現行モデルでもホンダセンシングが採用されています。
・衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・ACC アダプティブクルーズコントロール
・LKAS 車線維持支援システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
新型ではこれらの機能に追加して、
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム
・電動パーキングブレーキ
・ACC アダプティブクルーズコントロール
が追加装備される見込みとなっています。
ACCは電動パーキングブレーキ採用に合わせて、
自動停止機能付き全車速対応式(設定上限速度アリ)となり、
高速道路の渋滞などでは半自動運転と同様なイージードライブも可能となります。
エンジンはどうなるの?
基本的なエンジンバリエーションに変更はありませんが、制御システムの改良などにより
若干の燃費向上が予想されています。
・ガソリンモデル現行型:グレードにより13.4~14.0km/L 新型:約15km/L前後
・ハイブリッド i-MMD現行型:グレードにより24.4~26.0km/L 新型:約27km/L前後
ホンダのハイブリットシステム、「SPORT HYBRID i-MMD」の性能は非常に優れているので
現行モデルの燃費でも十分満足できる数値と言えます。
ハイブリッドに4WDは設定されるの?
ハイブリットシステム「SPORT HYBRID i-MMD」に4WDの設定が噂されていますが、
マイナーチェンジのタイミングでの可能性は低いと思われます。
既存のi-MMDではシステムやレイアウトを大幅に改良しなければならない事、
NSXや、レジェンドに搭載されている3モーター「SPORT HYBRID SH-AWD」
では搭載コストが増大する事などが挙げられるため、マイナーチェンジでの新規搭載は無いと予想できます。
費用対効果といったところではないでしょうか?
ハイブリット4WDはフルモデルチェンジされる次期型に期待したいところです。
発売時期はいつ頃?
マイナーチェンジされる新型オデッセイの発売時期は2017年の11月に発売となるのではないかと予想されています。
情報が入りましたら追記していきます。