2016年9月16日に発売になる新型フリード。発売前から公式サイトでシルエット画像を公開するなどしてプロモーション展開、話題になりました。
http://www.honda.co.jp/FREED/new/
2016年6月24日に公式サイトで公開された映像
スタイルはどうなった?
フィットから採用された「ソリッド・ウィング・フェース」アイデンティティーデザインを採用していますが,このデザインで頭をよぎるのはフィット、ステップワゴンの販売低迷で、果たしてこのフロントマスクでは・・・といった声もチラホラ聞こえていますが、フリードに関していえば、バランス良くデザインされていて好感が持てます。
ボディサイズは?
全長:4265mm
全幅:1695m
全高:1730mm
ホイールベース:2750mm
インテリアデザインは?
先代モデルより全長を50mm拡大、室内では、3列シートは6人乗りキャプテンシート、7人乗りベンチシートが設定されていますが、4WDの3列シート車は6人乗りになります。
丸みを帯びたエクステリアデザインとは対照的にカクカクしたデザイン。しかし、小物入れやトレーが多く、左右に理路整然と配置され見た目は兎も角、実用性は高そうですね。
7人乗りベンチシート仕様
6人乗りキャプテンシート仕様
3列目シート間の距離を90mm延ばして、居住空間の改善をしています。2列目シートスライド量を120mmに拡大し、3列目への乗降性にも配慮されていますよ。
5人乗り仕様車はフリード+「プラス」として、同社軽ハイトワゴンN-BOX+と同じ様に、荷室フロアを低床化して利便性を向上、リアゲートがバンパー下から大きく開くのが特徴で、福祉車両としての需要も見越しています。
ホンダ独自、低床フロアのなせるワザといったところでしょうか。
エンジンは?
先代モデル同様、ガソリンとハイブリットの2タイプが用意されています。
1.5ℓ直噴DOHC4気筒i-VTEC
最高出力 132PS
最大トルク 15.8kg-m
JC08燃費 19km/ℓ
1.5ℓ直噴DOHC4気筒i-VTECハイブリッド「SPORT HYBRID i-DCD」
最高出力 132PS
最大トルク 15.9kg-m
モーター最高出力 29.5PS
JC08燃費 26.6km/ℓ
ミッションはi-DCD(7速DCT)、ハイブリッドでも4WDの設定があります。
安全装備は?
グレード別装備のホンダセンシングがあります。
ステップワゴンなどが採用する安全装備と基本は同じで、センサーにはミリ波レーダーと単眼カメラを使います。歩行者の検知も可能で、車両に向けた追突防止の緊急自動ブレーキは、時速100kmでも作動すると言う優れもの。
付帯機能としては
- 衝突軽減ブレーキ
- 歩行者事故低減ステアリング
- アダプティブクルーズコントロール
- 車線維持支援システム
- 路外逸脱抑制機能
- 誤発進抑制機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
グレード別装備
標準ガソリン
ハイブリッド車
フリード+「プラス」 ガソリン車
フリード+「プラス」ハイブリッド車
装備面では、比較的にハイブリッド車に多くの装備が搭載され、標準車と+「プラス」では装備内容も少し違う事が分かります。
ボディーカラーは?
ボディーカラーは9色で、プレミアムディープロッソP、ホワイトオーキッドPはオプションカラーになります。
車両価格は?
ガソリン車
2WD
B 6人乗り 188万円
G 6人乗り 198万円
G 7人乗り 200万1,600円
G ホンダセンシング 6人乗り 210万円
G ホンダセンシング 7人乗り 212万1,600円
4WDは6人乗りのみ
B 209万6,000円
G 221万2,200円
G ホンダセンシング 233万2,200円
ハイブリッド車
2WD
B 6人乗り 225万6,000円
G ホンダセンシング 6人乗り249万6,000円
G ホンダセンシング 7人乗り251万7,600円
EX 6人乗 り265万6,000円
4WDは 6人乗りのみ
B 247万2,000円
G ホンダセンシング 272万8,200円
フリード+(プラス)
ガソリン車
2WD
B 190万円
G 200万円
G ホンダセンシング 212万円
4WDはGから
223万2,200円
ホンダセンシング 235万2,200円
ハイブリット
B 227万6,000円
G ホンダセンシング 251万6,000円
4WD 274万8,200円
EX 267万6,000円
まとめ
旧型から比較すると、少し丸みを帯びて、可愛らしさが出た印象ですね。直接的なライバルは勿論、トヨタシエンタですが、こちらはどちらかと言うと精悍なイメージで、若干アクが強い印象も受けます。しかしながら、かなりのセールスを記録しており、フリードと熾烈な販売競争になるのは必至です。
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