2015年にマイナーチェンジされたダイハツの人気ハイトワゴン タント。
初代が登場してから人気が衰えることがなく、それまで人気の主力車種であったムーブを
抑え、今ではダイハツの看板車種になりました。
他社からも次々と対抗車種が発売されることとなり、
その中でもホンダが総力を挙げて開発に取り組んだ軽自動車、
N-シリーズのハイトワゴン、N-BOXが登場し大ヒット。
今では販売面においてはホンダN-BOXに若干の
アドバンテージを与えてしまっていますが、
「ホンダ渾身の傑作、N-BOX」。
左側のセンターピラーを廃止して大解放を実現した、
「ミラクルオープンドア」を採用するなど、
他車にはない装備も魅力となっていて、
いまだに根強い人気があります。
今回そのタントが2016年11月30日マイナーチェンジを行いました。
どう変わったの?
今回のマイナーチェンジでは機能面での見直しに重点が置かれ、
エクステリアデザインの大きな変更は行われないという事になっています。
今回は新たに標準装備でサイドエアバッグが搭載されると言われています。
現行モデルでも設定されているスマートアシストⅡ
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 衝突警報機能(対歩行者)
- 車線逸脱警報機能
- 衝突警報機能(対車両)
をさらに進化させたスマートアシストⅢを搭載。
従来のレーザーセンサーとソナーセンサーに加えて
センサーカメラをシングルから世界最小のステレオカメラを搭載し精度を向上、
歩行者においても時速50㎞以下であれば自動ブレーキが作動する様になりました。
その他、ヘッドライトオートハイビーム機能が追加され、主に安全性能が向上しました。
2017年後半にはフルモデルチェンジが予定されていますので、モデル末期になるとよくある、特別仕様など、お買い得車の登場はあるものの、実質的にはこれが最後のマイナーチェンジになると思います。
2017年2月にはエネチャージ搭載のワゴンR、さらにはホンダのNシリーズのモデルチェンジも順次行われる予定なので、軽ハイトワゴン市場は今年も熾烈な販売競争が繰り広げられることが予想されています。
次期タントもどんなスタイル、スペックになって登場するのかおおいに注目されています。