UDトラックス 大型トラック クオン 2017年 4月登場新型にモデルチェンジ 

UDトラックスの大型トラック クオンが20147年4月11日にモデルチェンジされて登場しました。

情報が乏しくほとんどリークされなかったのですが、公道でのテスト車両が時折目撃されていました。

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クオンってどんなトラック?

クオンは2004年、旧日産ディーゼル工業が開発した大型トラック
として登場しました。

久遠が語源で「永久(とわ)」にとか「永遠」「不変」などの意味があるとされています。

世界で初めて尿素SCR触媒システムを実用化して搭載、当時世界一厳しいとされた
平成17年排出ガス規制にいち早く適合させ話題となりました。

2007年に日産から、スウェーデンのトラックメーカー「ボルボ」の子会社となり
更に2010年には「UDトラックス」と社名変更し、エンブレムデザインも一新します。

同年クオンもマイナーチェンジされ、尿素SCR触媒+DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)併用式に改良されたボルボ製エンジンとなり、排ガス浄化性能を向上させています。

今ではこの装置の搭載がなければ、ディーゼルエンジンの排ガス規制をクリアする事が
難しくなってきており、世界のディーゼルエンジン車の殆どに
採用される様になっています。

インテリアでは、国産トラックとしては初となるラウンドコックピットを採用、
安全面では、世界初となるSRSニーエアバッグ&プロテクターを設定しました。

先代のビックサムではフロントピラーの傾斜がキツク、圧迫感を伴うなど、
居住性に不満を持つユーザーも多かったことから、クオンでは
キャビンを大型化、居住空間の大幅な向上が図られています。

発売当時は日産系列であったという事もあり、乗用車的な高い質感で、
日産の乗用車で使用しているパーツも流用されていていました。

分かりやすい所では、エアコンの操作ダイアルは
「フェアレディ―Z34型」にも使われていた物を流用しています。

新型クオンは何処が変わったの?

「先代クオン」

「新型クオン」

すでに、新興国向けに発売されている大型トラック、「クエスター」
中型トラック「クローナ―」などとも統一されたフェイスデザインが採用され、

UDトラックスのアイデンティティーデザイン
となってグローバル展開されることになると思われます。

先代は横基調で、どちらかと言えばシンプルにまとめられている
フェイスデザインでしたが、

新型ではバンパー下部まで伸びる大型グリルと
縦長ヘッドライトが特徴的で存在感は増しましたが、
少しゴチャゴチャした印象も受けます。

ヘッドライトは新形状のLEDヘッドライトが搭載されていて
盗難防止装置のイモビライザーも装備されています。

キャブ高の変更もなく従来同様2段ステップとなります。

2017年4月にモデルチェンジした「日野プロフィア」ですが、2003年登場のモデルからハイキャブ標準採用されています。

また2015年にフルモデルチェンジされた「いすゞギガ」でもハイキャブ化されました。

しかし新型クオンでは敢えてハイキャブにせず、
2段ステップによる乗降性の良さと
低フロア化により直接視界の確保をウリにしています。

インテリアデザインはどうなったの?

「先代のインテリア」

「新型のインテリア」

現行型のセンターコンソールを使いながらもメーターと
操作パネルを新デザインに変更、

先代モデルでも先進的なラウンドインテリアが採用されていましたが、
モデルチェンジでは直線基調となり、タイトに囲まれている
コックピットといった印象を受けます。

新型のインテリアで大きく変更されたのは、ステアリング、メーターパネル、
更に進化したATミッション、「エスコットシックス」
のシフトノブなどが挙げられ、新しくストレートタイプの
シフトゲートが採用されています。

  1. 読みやすい文字サイズ、見やすいシンボルとゲージを採用
  2. マルチディスプレイの表示は、右側のステアリングスイッチで簡単に操作が可能
  3. 高級感のあるシルバーリングを採用
  4. サブディスプレイ
  5. クルーズコントロール状況表示
  6. ギア段状況表
  7. 補助ブレーキ状況表示

メータパネル変更とマルチインフォメーションカラーディスプレイ
が装備されています。

ステアリングは4本スポークタイプとなり、質感も向上しました。
ステアリングスイッチも追加され、クルーズコントロールスイッチと
マルチインフォメーションディスプレイの切り替えができます。

性能面ではどうなったの?

環境性能では、11L「GH11型エンジン」が平成28年9月から強化される、排出ガス規制に適合させ、また全車重量車燃費基準+5%を達成しています。

GH11型エンジン

最高出力

・265kW(360Hp)
・287kW(390Hp)
・309kW(420Hp)

最大トルク

・1750N/m: 1900N/m

その他の機能として注目するところでは、

新型ではエアー式ディスクブレーキが全車で装備されます。
ドラム式に比べ放熱性に優れ、フェード現象が起きにくく、
安定したブレーキ性能を発揮し、部品点数も削減できることから
軽量化にも貢献しています。

その他、GPSなどを利用し、エンジン、ミッションなどを総合制御し、
低燃費走行をサポートする先読み機能「フォアトラック」が搭載されています。

安全面でも進化

他社でも採用されている安全運転支援システムがクオンでも搭載されています。
単眼カメラ(1)ミリ波レーダー(2)を搭載し、
様々な危険を回避する安全運転支援機能で、
トラフィックアイブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)

 ドライバーアラートサポート(ふらつき注意喚起装置)

LDWS(車線逸脱警報装置)60km/h以上で作動

UDSC(車両横滑り時制動力・駆動力制御装置)
1ドリフトアウト(雪路など)
2スピン
3横転

などが搭載され安全運転をサポートしています。

まとめ

フルモデルチェンジというよりはビックマイナーチェンジと言っていいクオンですが、
機能的には先進性の高い装備が搭載され、見た目以上に大幅な進化を遂げていると言えます。

残念ながら中型トラック「コンドル」は技術開発による採算性の問題からモデルチェンジは行わず、いすゞからフォワードをOEM 、それをコンドルとして販売するという事になります。

それにより国内で自社開発するのは大型トラックのクオンだけになる見込みとなりますが、
大型トラックに集中投資することにより、販売力強化を目指すとされています。

現在、UDトラックスが販売している大型トラック国内シェアは約17%ほどになっていますが、
将来的には約25%位まで、国内販売シェアの獲得を目指すと言われています。

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